「桂」を使った名前、意味、画数、読み方、由来、成り立ちや名付けのポイント

「桂」の意味

モクセイ・ニッケイなどの芳香樹の総称。月に生えるとされる伝説上の木。かつら。カツラ科の落葉高木。

「桂」は名字でよく使われる漢字です。名前での使用を検討の際はご留意ください。

「桂」の名字での由来・語源

植物のカツラが生い茂る場所や、片方が浦になっている地形を意味する。

「桂」を含む名字一覧

「桂」の名付けに込めた願い

月桂樹にあやかり、日々の努力が実り栄誉に輝く人に。人々をひきつける魅力がある人になることを願って。

「桂」の由来、成り立ち

大地を覆う木の象形の「木」と、古代諸侯が天子から領土を与えられた証として受けた先の尖った玉器の象形である「圭」を組み合わせた字。先端が尖った樹木であるカツラ科の落葉高木を表す。

「桂」が人名用漢字として使えるようになった年

「桂」は、1951年5月から人名用漢字として使えるようになった漢字です。

植物の「カツラ（桂）」

カツラ（桂）は、カツラ科カツラ属の落葉高木です。

秋には黄色く紅葉し。落葉は甘い香りがします。街路樹や公園樹に利用されています。

中国では「桂」はモクセイ（木犀）のことを指し、伝説で「月の中にあるという高い理想」を表す木とされており、桂を折る（すぐれた人材を桂の枝にたとえて官吏登用試験に合格する）のような用いられ方もします。

植物の「ゲッケイジュ（月桂樹）」

ゲッケイジュ（月桂樹）は、クスノキ科の常緑高木で、地中海沿岸原産です。葉に芳香があり古代から食用・薬用に用いられています。

ゲギリシャ神話のアポロンとダフネの物語に由来し、ギリシャやローマ時代からアポロンの聖樹として神聖視されています。

日本の植物の「カツラ（桂）」とは別物で、明治時代に月桂樹が渡来した際、カツラに似て葉の香りが強いことから、中国の伝説に登場する「桂」から月桂樹という名前をあてたとされています。

「桂」を英語で訳すと

漢字は1文字で多様な意味を持ちますが、「桂」を英語で表す場合、一般的には Japanese Judas-tree, cinnamon tree などがあります。

「桂」の書き順（10画）

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「桂」に関連する熟語

桂林一枝 けいりんのいっし

人柄が立派ですぐれていることのたとえ。自分の出世を謙遜していうことば。

「桂」の説明例

月桂冠（げっけいかん）の「けい」

漢字「桂」を含む名付け例

「桂」を含む男の子の名前は138件、女の子の名前は80件見つかりました。

• 「桂」を含む男の子の名前
• 「桂」を含む女の子の名前
• 「桂」を含む人名一覧

• が表示されている名前の読みは、ぶった切り・当て字などの独自の読ませ方の可能性があります。
• 地格の「霊数」は姓名判断で一文字の名前の際に画数に1を加算して計算する数字です。