名付けに関するQ&A

名付けに関するよくある疑問

名付けに関するよくある疑問をまとめました。赤ちゃん・子供の名付けの際に気になる点をチェックしておきましょう。

名前の文字数に制限はありますか?

名前の長さに制限はありません。また一文字でも問題なく、例えば「あ」や「い」でも可能です。しかし、あまり長いと不便ですし、短い名前も常識の範囲内で検討しましょう。

漢字の読み方について、どのような読ませ方でも大丈夫?

漢字の読み方は、当て字も含め規定はありません。「海」は音読みの「かい」、訓読みの「うみ」と読みますが、名のりとして「あま」「うな」「み」などもあります。また、辞書に載っていないような読み方でも、法律上問題ありません。
ただし、あまりに読みにくい名前は不便ですし、子供のことをよく考え、一生使い続けていく名前を考えてあげましょう。

当て字とは

当て字(あてじ・宛字)とは漢字の本来の意味に関係なく、音や訓を借りてあてはめたものをいいます。珈琲(コーヒー)など外来語でよく用いられますが、「生活(くらし)」など漢字が持つ意味に合わせて、変わった読ませ方をするのも当て字の一種です。当て字は名前にも使われるケースがあります。

当て字を使った名前の例

  • 「大空」と書いて「そら」と読む
  • 「宇宙」と書いて「そら」と読む
  • 「こころ」と書いて「はあと」と読む

名前はどのような読ませ方も可能ですが、キラキラネームと呼ばれる名前にもなりやすく、慎重に検討する必要があります。

キラキラネーム・DQNネームとは

キラキラネームとは、一般常識から著しく外れているとされる珍しい名前(本名)に対する表現です。例えば悪魔など名前としては悪意のある単語を使った名前のことを言います。
インターネットスラングとして蔑称・誹謗中傷の一つDQNドキュンの派生語として「DQNネーム」という呼び方が流行し、中傷表現を和らげたキラキラネームという呼び方が使われるようになりましたが、揶揄・侮辱の文脈で用いられる点は共通しています。

キラキラネームという呼び名自体最近使われ始めたもので、定義は曖昧です。どんな名前や読みが「キラキラネール」なのかは個人の主観によります。

名前に使える漢字、文字について

常用漢字(2136字)と人名用漢字(863字)が名付けに使える漢字です。漢字の他に、ひらがな・カタカナと、長音符号(シンディー、ショーンなどの「ー」)、繰り返し記号(美々、みすゞなどの「々」「ゝ」「ゞ」)も使うことができます。

アルファベットや記号(★、●、◆など)、句読点(。、など)、漢字以外の数字(1,2,3/Ⅰ、Ⅱ、Ⅲなど)は使うことができません。

名前に使える漢字は新たに追加されたり、今まで使えていた漢字が使えなくなったりすることがあります。

最近使えるようになった漢字

  • 2015年1月7日、が人名用漢字として使えるようになりました
  • 2017年9月25日、が人名用漢字として使えるようになりました

名前に使える漢字かどうか判断が難しい場合は役所の担当窓口などにお問い合わせ下さい。

名前に使える漢字一覧

名のり・人名訓とは

名のり・人名訓(じんめいくん)は、日本人の人名に用いられる漢字のうち、人名用に宛てられた常用漢字や人名用漢字の特殊な訓読を指します。

例えば「明(あきら)」という名前の「明」を「あきら」と読むのは名のりです。明は音で「めい」「みょう」、訓で「あかるい」「あきらか」「あける」と読みます。

その多くは字意を反映したものとなっているものの、半ば慣習的な当て字となっています。

読みの「ぶった切り」とは

ぶった切りとは、漢字本来の音読み・訓読みを途中を途中で切り、名前に当てはめることを意味します。

ぶった切りの例

  • 「桜(おう・さくら)」という漢字を「お」と読む
  • 「心(しん・こころ)」という漢字を「ここ」と読む

昔から存在している読ませ方も多くあり、不自然に感じない程度であれば近年では問題視されない場合が多いですが、違和感が強いとキラキラネームと呼ばれる場合もあります。

名前のタテワレ(縦割れ)とは

姓名の漢字が左右に割れてしまうことをタテワレ(縦割れ)といいます。縦書きにすると左右に割れ、落ち着きのない印象となってしまい、可能であれば避けたい命名と言われています。

タテワレ(縦割れ)の例

  • 野村怜那
  • 松村優輝

ミドルネームをつけることはできますか?

普段ミドルネームを使うことは問題ありませんが、日本の戸籍にのせることはできません。

旧字体とは

現代で使われている当用漢字(漢字略字化案を元に制定された漢字)で採用された新字体に対して、それ以前に慣用されていた字体です。

旧字体の例

  • 櫻(桜の旧字体)
  • 澤(沢の旧字体)

名付けで使える漢字でも旧字体は多くあり、古風なイメージがある命名で使用されます。だたし、新字体のほうが読みやすさ、覚えやすさなどで優れている場合が多いです。

また、姓名判断で流派によっては旧字体で画数を数える場合もあります。