結婚後の姓名判断が悪くなったら?姓が変わる場合の考え方
結婚後の姓名判断が悪くなったら?
姓名判断は名字と名前の画数から運勢を占います。結婚後に名字が変わると姓名判断にも影響しますが、運勢に変化がある場合はどのように考えるのが良いでしょうか。結婚後に変わる姓名判断の基礎である五格と、その対策や考え方をまとめました。
姓が変わる場合に影響する五格
姓名判断は名前の文字の画数を5つの部位に分類し、その画数である五格(五運)で性格や運勢を占いますが、姓が変わると影響を受けるものがあります。
天格
天格は姓そのものを表すので、違う姓になると変わります。ただし、天格は先祖から与えられたもので姓名判断では重要視しないため、気にすることはないでしょう。ただし、天格が変わることで人格や外格に影響を与えます。
人格
人格は名前と名字のつなぎの部分で、姓の最後と名の頭文字を足した画数です。姓が変わると影響を受ける格になります。
地格
地格は名前そのものの画数で、影響を受けません。
外格
外格は総格から人格を引いた画数で、姓が変わると影響を受ける格になります。
総格
総格は名字と名前全ての字画数を足した総画数で、姓が変わると影響を受ける格になります。
結婚後に運勢が良くなる場合は特に気にすることはないでしょう。では、悪くなった場合はどうでしょうか。
結婚後の姓名判断の結果が良くなかったときは?
仕事・職場では旧姓を使う
仕事・職場では旧姓のままにするケースもあります。これは姓名判断が理由ではなく
- 周囲の人に名字が変わった理由を説明するのが面倒
- 周囲が旧姓で呼び慣れている
- 名刺やメールアドレス変更が大変
といった合理的理由がほとんどです。姓名判断は普段使う名前で占うもの。場所によっては旧姓を使うことでこれまでの運勢を活かすことができます。
旧姓を使う流れは進んでいる
また、結婚後も仕事を続ける女性が増え、戸籍上の姓を変えることによる不便さを解消するため、国としても旧姓の通称使用の拡大を進めています。
夫婦が希望した場合、それぞれ結婚前の姓を用いることを認める「選択的夫婦別氏制度」についてはまだ議論の途中ではありますが、世の中の流れは旧姓を使いやすい方向に向かっています。
運勢を理解して対策を考える
姓名判断の良い点は普段気づかない運勢の動きを占えるということです。運勢の変化を理解し、対策を立てられることが大きなメリットとなります。変化のあった部分を理解して、日々の生活に活かしてみましょう。
気にしないことが一番
最も重要な考え方として、悪い姓名判断の結果は気にしないことが一番です。姓名判断は運勢学・統計学に基づいた占いですが、その結果が全てではありません。
結婚は人生の中でも大きなイベントのひとつ。運勢という意味ではどのような意味であれ変わります。姓名判断の結果はそれに比べれば大きなものではありません。運勢の一つの目安として受け取るのが良いでしょう。
結婚後を考慮した名付けのポイント
姓名判断の五格のうち、地格は名字が変更になっても変わらない運勢です。人格・外格・総格は結婚後に画数が変わってしまうことが多い格です。
特に女の子の名付けでは結婚して名字が変わることを考慮して「地格」を重視して名付けを考えるのも良いでしょう。
ただし、将来的に「選択的夫婦別氏制度」など旧姓の通称使用の拡大が進めば、男の子、女の子での結婚後を考慮した名付けは気にしなくて良いものになる可能性はあります。