難読名字(苗字)120選!あなたは読める?難しい読み方の名字まとめ

この名字なんて読む?難読名字まとめ

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実在する日本の名字(苗字)の中から、読み方が難しい難読名字をまとめました。それぞれの名字の由来や起源・ルーツを掲載。ちょっとしたトリビアや話題のネタにご覧ください。

難読名字とは

日本の名字(みょうじ、苗字)の数は10万種、異体字を含めると30万種とも言われています。その中には一見読みにくい難読の名字も多くあります。

その多くは古代の地名に由来しており、その他特殊な由来・言い伝えが元になっているのものもあります。

1文字の難読名字

あきら
京都府、北海道、滋賀県などに見られる。
ありづか
奈良県・岡山県に見られる。蟻塚の異形。
あわら・あばら・いずみ
富山県高岡市あわら町がルーツ。湶は「低湿地」を意味する。
いちじく
地名に由来する名字。「いちじく」の読みは数字の9が一筆で書けることに由来する。
からもも
長野県松本市梓川梓杏がルーツ。「からもも」は杏の古語。
さいかち・くろごめ
岩手県久慈市、北海道などに見られる。
さがん・さっか・さかん
令制の四等官の一つ「目(さかん)」に由来すると言われる。山口県や大阪府などに見られる。
そそぎ
熊本県球磨郡球磨村に多く見られる。
だい・うてな・たい
埼玉県、東京都、広島県などに見られる。
まゆずみ・まゆすみ
現在の埼玉県、神奈川県にあった武蔵国賀美郡黛村がルーツ。

2文字の難読名字

秋鹿 あいか・あきしか
現在の島根県にあった出雲国秋鹿郡秋鹿郷がルーツ。
会退 あいのき
北海道、福井県などに見られる。
我妻 あがつま・わがつま・あづま等
群馬県吾妻郡がルーツの「吾妻」に関連する。
東江 あがりえ・とうえ・ひがしえ等
東の江を表す。琉球で東の方角を「あがり」と呼ぶことから。沖縄県名護市東江など地名あり。
日外 あぐい
兵庫県、特に淡路市に見られる。
生明 あざみ
埼玉県、千葉県、神奈川県などに見られる。
明父 あじち・あぢち
福井県などに見られる。
能木 あたぎ・のうぎ
安宅の異形。現在の和歌山県、三重県にあった紀伊国牟婁郡安宅庄がルーツ。
旦来 あっそ
且来の異形。和歌山県海南市且来の地名あり。
畔蒜 あびる
地名に由来する名字。現在の千葉県にあった上総国畔蒜郡畔蒜庄がルーツ。
行町 あるきまち
北海道に見られる。
王生 いくるみ
石川県、北海道、京都府などに見られる。
鵜足 うた・うだ
地名に由来する名字。現在の香川県にあった讃岐国鵜足郡がルーツ。
洞木 うつろぎ
広島県に見られる。
垂髪 うない
三重県津市などに見られる。
江井 えねい・えい・いねい
地名に由来する名字。福島県南相馬市原町区江井がルーツ。
御鱗 おいら
大分県、茨城県に見られる。
小椋 おぐら・こむく・おむら等
地名に由来する名字。現在の滋賀県にあった近江国愛智郡小椋庄がルーツ。
乙骨 おっこつ・おつこつ
長野県諏訪郡富士見町乙事がルーツ。乙事の異形。
各務 かがみ・かかみ・かくむ等
現在の岐阜県にあった美濃国各務郡各務郷がルーツ。
雲母 きらら
吉良の異形。静岡県、北海道に見られる。
畔柳 くろやなぎ・あぜやなぎ
愛知県に多く見られる。黒柳の異形。
結解 けっけ
茨城県ひたちなか市などに見られる。
工口 こうぐち
石川県七尾市、埼玉県、東京都などに見られる。
神足 こうたり・かみあし・かみたり
現在の京都にあった山城国乙訓郡神足荘がルーツ。
樹神 こだま・じがみ・こたま
愛知県に多く見られる。 「樹神」は樹木を守護する神。樹木の精。こだま。
七種 さいくさ・さえぐさ・さいぐさ等
長崎県佐世保市に多く見られる。
三枝 さえぐさ・さいぐさ・みえだ等
甲斐国の三枝氏など、古代の武家の一つ。
酒匂 さこう・さかわ・さかこう
現在の神奈川県にあった相模国足柄郡酒匂庄がルーツ。酒匂川の河口。
九石 さざらし・くいし
栃木県芳賀郡茂木町九石がルーツ。
貴家 さすが・きや・きか
山梨県南都留郡富士河口湖町などに見られる。
真孫 さなつぐ
福岡県、長崎県に見られる。
倭文 しどり・しとり・いぶん
栃木県、東京都、神奈川県などに見られる。古代氏族で、織物を生産する部民である倭文部(しとりべ)がある。
銀鏡 しろみ
現在の宮崎県にあった日向国児湯郡銀鏡邑がルーツ。
塩飽 しわく・しあく・しおあく
現在の香川県にあった讃岐国阿野郡塩飽島がルーツ。塩飽諸島(しわくしょとう)は瀬戸内海に浮かぶ諸島。由来は「塩焼く」とも「潮湧く」とも言われる。
蛇喰 じゃばみ
石川県輪島市などに見られる。各地に地名あり。地すべり・土砂くずれなどのあった土地を表すとされる。
定標 じょうぼんでん
岐阜県に見られる。
村主 すぐり・むらぬし・つくり等
三重県津市安濃町がルーツ。古代の姓(かばね)の一つ。族長を意味する朝鮮語に由来する。
妹尾 せのお・せお・せのう
現在の岡山県西部にあった備中国都宇郡妹尾村がルーツ。
糴川 せりかわ
兵庫県、石川県、福井県などに見られる。「糴」は買い入れた米や穀物を意味する。
種田 たねだ・おいだ
北海道、岐阜県、高知県などに見られる。種と田の地形に由来する。
駄阿 だあ
山口県、広島県に見られる。
千明 ちぎら・ちあき
現在の神奈川県にあった相模国津久井郡千木良村がルーツ。
百鬼 なきり
名切の異形。静岡県、愛知県などに見られる。
崩前 なぎまえ
静岡県、愛知県などに見られる。
丹生 にう・にぶ・にゅう等
赤色顔料の朱(古来「丹」と呼ばれた)が採れる土地が語源。大分県大分市丹生の他、各地に地名がある。
明日 ぬくい・あけひ・あけび等
現在の愛媛県にあった伊予国越智郡明日村がルーツ。山形県では「ぬくい」と読む。
努力 ぬりき
大阪府に見られる。
羽柴 はしば
豊臣秀吉が名乗った姓。織田信長の重臣である丹羽長秀と柴田勝家の姓の一字ずつを取り、豊臣姓を用いるまで使用された。
人首 ひとかべ
現在の岩手県にあった陸中国江刺郡人首村がルーツ。
兵主 ひょうす
鳥取県鳥取市、島根県、奈良県などに見られる。
日新 ひよし
東京都、富山県などに見られる。
五六 ふのぼり
宮崎県西都市、宮崎県宮崎市に見られる。将棋で「五六」から一マスのぼり金になることで「歩のぼる」が語源とも言われる。
馬服 まばら・まはら
宮崎県、特に延岡市に多く見られる。
水卜 みうら
香川県、千葉県に見られる。「卜」は占いを意味する漢字で、片仮名の「ト」とは別の字。室町時代に水を使って占いをしていた寺院などの場所に由来するとも言われる。
薬袋 みない
地名に由来する名字。現在の山梨県にあった甲斐国巨摩郡薬袋村がルーツ。
六平 むさか・ろくひら
秋田県に多く見られる。
物袋 もって
鹿児島県、特に指宿市に多く見られる。

3文字の難読名字

安心院 あじみ・あじむ
現在の福岡県、大分県にあった豊前国宇佐郡安心院荘がルーツ。大分県日田市に多く見られる。
馬酔木 あせび・ますき・ませき
植物のアセビ(馬酔木)が生息する場所が由来。香川県に馬酔木の地名があった。語源は馬がアセビの葉を食べると酔った状態になることから、字を当てた。
五百蔵 いおろい・いほろい・いよろい等
地名に由来する名字。現在の高知県にあった土佐国香美郡五百蔵、現在の兵庫県にあった播磨国明石郡五百蔵などがルーツ。
五十木 いかるぎ・いそぎ・ごじゅうき
群馬県太田市などに見られる。
十六沢 いさざわ
東京都、埼玉県などに見られる。
飯酒盃 いさはい
新潟県南魚沼郡などに見られる。
五老海 いさみ・ごろうかい
岡山県などに見られる。
善知鳥 うとう
群馬県伊勢崎市などに見られる。ウトウ(善知鳥)は、チドリ目ウミスズメ科に属する海鳥。
祖母井 うばがい・そぼい
地名に由来する名字。現在の栃木県にあった下野国芳賀郡祖母井村がルーツ。南北朝時代に宇都宮氏の分家が伊予に領地をもらい大洲に移り住んだ際、祖母井氏の分家も大洲に移ったとされる。
漆真下 うるしまっか
岩手県岩手郡葛巻町江刈漆真下がルーツ。
雲類鷲 うるわし
茨城県ひたちなか市などに見られる。
得可主 えべしゅ・えべし
戎(えびす)の異形。七福神の一つであるエビスが語源。
忍海辺 おしんべ
兵庫県、京都府、大阪府などに見られる。
神来社 からいと
山形県上山市などに見られる。神が来る社(神社)を表す。
喜屋武 きゃん・きやん・きやたけ等
沖縄県で多く見られる名字。各地に地名あり。
日下部 くさかべ・ひかべ
古代氏族の日下部氏が由来。
華蔵閣 けずかく・けぞうかく
埼玉県、富山県、香川県などに見られる。
不来方 こずかた
現在の岩手県にあった陸中国岩手郡不来方がルーツ。
三八九 さばく
岐阜県に見られる。
東海林 しょうじ・とうかいりん・とおかいりん
東の海を渡ってきた林氏が、荘園を管理する職業「庄司(しょうじ)」になったことから、「庄司の東海林」が「東海林(しょうじ)」と呼ばれることとなった。
治部袋 じんば
青森県上北郡七戸町治部袋がルーツ。
後久保 せとくぼ・あとくぼ・せどくぼ
広島県、鳥取県に見られる。
小鳥遊 たかなし
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町に見られる。小鳥が遊ぶところには天敵の鷹がいないことから「たかなし」と読む。
大工廻 たくえ・だくざく
現在の沖縄県にあった旧琉球、越来間切大工廻がルーツ。
六十里 ついひじ
埼玉県、東京都、神奈川県などに見られる。
月見里 つきみさと・やまなし
山梨の異形。山がないと月が見えることから。
二十八 つちや
山口県光市に見られる。土屋、土谷の異形。
躑躅森 つつじもり
岩手県、特に岩手郡雫石町に見られる。「躑躅(つつじ)」はツツジ科の植物。
十九百 つづお
鳥取県鳥取市に見られる。
栗花落 つゆり・つゆ
栗の花が落ちる梅雨入りから「つゆり」に変化して「栗花落」の字を当てたとされる。
野老山 ところやま
高知県高岡郡越知町野老山がルーツ。
舎利弗 とどろき
埼玉県大里郡寄居町などに見られる。轟の異形。
百目鬼 どうめき・どめき
栃木県芳賀郡益子町にある百目鬼川がルーツ。百目鬼(どうめき)は栃木県宇都宮市の伝説に登場する鬼。
臥龍岡 ながおか
福井県にある碧岑寺の僧侶の姓。明治時代、名字義務化で作られた新姓。
天女目 なばため
生田目の異形。栃木県、特にさくら市に見られる。
青天目 なばため
生田目の異形。福島県、茨城県などに見られる。
長面川 なめかわ
滑川の異形。神奈川県、北海道、福島県などに見られる。
奈流芳 なるか
神奈川県に見られる。
忽滑谷 ぬかりや
埼玉県、東京に見られる。地形由来でぬかるんだ谷から。
奴留由 ぬるゆ
福岡県に見られる。
御子柴 みこしば
現在の長野県にあった信濃国上伊那がルーツ。神子柴の異形。
饒平名 よへな・のひな
現在の沖縄県にあった旧琉球、屋我地島饒平名がルーツ。

4文字の難読名字

五十山田 いかいだ
北海道などに見られる。
五十公野 いずみの
現在の新潟県にあった越後国沼垂郡五十公野村がルーツ。
宇治土公 うじとこ
地名に由来する名字。現在の三重県にあった伊勢国度会郡宇治郷がルーツ。
七五三田 しめた
千葉県に見られる。
四十九院 つるしいん
現在の三重県北西部である伊賀国阿拝郡四十九院がルーツ。七と七を掛けると四十九になる「連七(つるしち)」が語源と言われる。
勅使河原 てしがわら・てしがはら・てしかはら
現在の埼玉県児玉郡上里町勅使河原である、武蔵国賀美郡勅使河原村がルーツ。勅使によって開墾された天領の田畑を意味する。
百々米木 どどめき
富山県、愛知県などに見られる。
八月一日 ほずみ
穂積の異形。旧暦の8月1日頃に稲の穂を摘むことに由来する。群馬県、高知県などに見られる。
松七五三 まつしめ
山梨県甲府市などに見られる。
四十八願 よいなら・よそなら
栃木県佐野市、足利市などに見られる。 栃木県佐野市旧葛生町にある小字に由来。
この記事を書いた人
ネムディク編集部
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ネムディク編集部は有志のプログラマー、デザイナー、ライターで編成されています。出産、子育てを経験したスタッフが、自身の経験を元に「あったら便利」と考えるコンテンツを展開しています。

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