「翔」を使った名前・名付けの例と、意味や由来、成り立ち、読み方、画数、イメージなどの漢字の基本情報を掲載しています。赤ちゃん・子供の名前の参考にご覧ください。
「翔」は2020年男の子の人気の名前ランキングで人気の漢字としてランクインしている、男の子の名付けで定番の漢字です。
かける。とぶ。飛びめぐる。
「羊(よう)」は同じ響きの「揚(よう)」の「高く上がる」という意味から。「よう」から「しょう」へ読み方が変化し「羽」と組み合わせて「羽を使って空高く飛ぶ」の意味に。
空高く飛ぶ様子を表すスケールの大きな字。そこから、自由にのびのびと成長して欲しいと願って。夢に向かって努力し乗り越える強さを持って欲しいという願い。
「翔」は、1981年10月から人名用漢字として使えるようになった漢字です。
1982年(昭和57年)に「翔」が名前ランキング10位に初登場して以来、「翔太(しょうた)」「翔平(しょうへい)」「大翔(はると)」「陽翔(はると)」など「翔」が含まれる名前がランクインしています。
「しょう」や「と」など、名付けで使いやすい読み方で他の人気の漢字と組み合わせやすいのも人気のポイントです。
スポーツ選手では中田翔、大谷翔平など、「翔」のつく名前で活躍している選手が多数います。
「翔」が名付けで人気となったきっかけとしては、昭和51年の大ベストセラー、司馬遼太郎の『翔ぶが如く』と言われています。
「とぶ」は「飛ぶ」または「跳ぶ」としか書かなかったところ、「翔ぶ」が世の中に浸透しました。
また、昭和52年に連載をスタートした少女漫画「ハイティーン・ブギ」の主人公の名前「藤丸翔」などで「翔」の世間への認知度が高まりました。
当時まだ名前に使用できなかった「翔」という漢字ですが、世間の認知と要望が高まるとともに、人名に使える漢字が制限されていることが社会問題になると、1981年(昭和56年)から人名用漢字に追加されました。
漢字は1文字で多様な意味を持ちますが、「翔」を英語で表す場合、一般的には soar, fly などがあります。
飛翔(ひしょう)の「しょう」
名前ランキングに掲載されている名前から「翔」を含む名前をまとめました。
「翔」を含む男の子の名前は1,204件、女の子の名前は281件見つかりました。 「翔」は男の子の名前によく使われる漢字です。
タレント・スポーツ選手・歴史上の人物など著名人の名前から「翔」を含む名前をまとめました。実在の人物の名前を参考に、名付けを検討するヒントにご覧ください。